8月21日土曜日、今日でランカウイも最後、Plau
Lalangにいく最後のチャンスだ。幸いにして空は晴れている。ホテル前のモクマオウの木に、尾羽がぼろぼろのオオバンケンがいた。
今日はお隣の食堂が開いているのでここで朝食をとる。目の前に座った家族は、器用に右手だけで食事をしていた。
この間のことがあったので、船着き場に行く前に電話をしたかったのだが、なぜか2カ所ある公衆電話が通じなかった。つくづく電話のないホテルは不便だ。
いやな予感がしたのだが、9時半に待ち合わせのはずが、この間のボートの主は現れない。ツアーのお客さんが、次々ボートで次々出て行く。9時40分、雲の動きが速く、遅れてまた雨が降ると何のために行ったのかわからないので、しびれを切らして電話をかけることにする。幸いにして彼の携帯の番号は名刺に載っている。船着き場には電話がないので、ホテル街の方まで戻る。
幸いにしてこの電話から彼の携帯には、一発でつながった。どこがどうまちがったのか、この人の話はマレー語が混じるのでわからないのだが、われわれが今日Plau
Lalangにいくとは思っていなかったらしい。あとで船上でオオコウモリの話を聞こうとしたら、私の質問が全く理解できなくて、"Sorry,
I can understand very little English."といっていたし、往復80リンギットとのことで仲介を通すより20リンギット安いのはメリットではあるけど、言葉が通じにくく、電話もホテルにも船着き場にもない状態では、無理があったのかもいれない。
ともあれ30分ほどできてくれるというので、再び船着き場に戻る。
10時10分、思ったより早く海の方からボートに乗ってやってきた。ここの船着き場の周辺の人ではなかったようだ。島自体は目の前なので5分でつく。