夏の夕暮れ時は蚊がすごい。特に日没後30分くらいのあいだは飛び交う蚊で前がかすんで見えるくらいになる(ただしマリアナ諸島でも島によって異なるようだ)。蚊取り線香を3本つけても煙の中を平気で飛び回るやつがいるし、超音波撃退器も3種類も買ってみたが動じないようだ。虫よけスプレーは効果あるが、汗を掻くと効き目が薄れてくる。現地のお店で「蚊を除けるもの」という英語がなかなか通じなくて苦労して買った虫除けクリームは比較的汗に強いが、それでもなお根性のある蚊がとりついてくる。従ってサンドバック状態にならないためには、とにかく肌を露出しないこと。熱帯の暑さにもめげず(といっても日本の都会の夏より過ごしやすいが)長袖長ズボンを着てモスキートネットつきの帽子をかぶって顔を保護する。この帽子は顔のまわりにネットがおろせるようになっていて、向こう側に恨めしそうな顔をした蚊どもがとまっているのががうっとおしいが、双眼鏡を覗くのには支障ない。

 しかし蚊の総攻撃を受けると、長時間オオコウモリ観察をする意欲が失せる。

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