オオコウモリの帆翔する島、アメリカンサモア(米領サモア)への旅 米領サモア アメリカン・サモア
南太平洋に浮かぶツツイラ島は、火口が沈降し崩壊してできた奥深いパゴパゴ港をもち、19世紀からアメリカの捕鯨船や海軍の重要な補給基地であった。
このツツイラ島を含む7つの島は、同じ民族の隣のサモア(旧西サモア)が南太平洋での独立の一番乗りを果たしたのとは対照的に、今でもアメリカ領である。
日本からはもちろん、アメリカからさえ観光客はほとんど来ないこの島は、主としてオオコウモリ保護のために1993年国立公園となった。オオコウモリのための国立公園ならば、これはぜひ行かねば、とBCI(アメリカのコウモリ保護団体)の会報を見てずっと思ってきた。
レインメーカー山の麓から見た、夕暮れのパゴパゴ港